日曜日の昼頃、昨年46歳で急逝したデザインディレクター、柳本浩市さんを追悼する展示「柳本浩市展“アーキヴィスト-柳本さんが残してくれたもの”」が、自由が丘six factoryで開催されていましたので、行ってきました。
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アーキビスト、柳本浩市さんとは
柳本浩市は、2002年に出版やプロデュースを行う自身のレーベル「Glyph.(グリフ)」を立ち上げ、出版や企業との商品開発、展覧会のプロデュースなどで多くの実績を残した。同時に多様なジャンルの収集家として知られ、その収集物が展覧会や各種媒体で紹介されるなど、価値の高さが広く認められていた。
同展では、柳本をアーキヴィスト(ものを収集し、整理し、その価値を見きわめてアーカイヴをつくり、未来へ発展させていく人)として捉え、彼の遺品を通してその思想と活動を伝えていく。
生活用品から雑誌、雑貨、箱・・・日用品全般を収集されていた柳本さん。その生前集められていた一部を展示されていました。これは友人や仕事関係の有志で企画されたものだそうです。
自由が丘から歩いて11分、住宅街の工場
自由が丘にはかなり頻繁に行く街ですが、このギャラリーは今回この展示で知りました。不定期のイベントを開催している場所のようで、持ち主はデルフォニックスのようです。
自由が丘から歩き、目黒通りを越えたところにある住宅街の工場の一角がギャラリーとなっていました。株式会社アカギ。
看板。
入り口は大きい。よく晴れて気持ちが良い日曜日でした。
底が見えない収集されたものたち
入場料は500円。当日に限り再入場可。なぜこんな小さな展示会で再入場できるの?と思ったが、見終わった後にファイルが全部見るのは体力的に不可能だった。休憩してまた来る人がいるかもしれないからだということに気づいた。
ご本人のドッドアイコンが入ったチケット。この展示にはデザイナーや編集者の方が関わっているので、アイテムがかわいいし、スタッフの方はみなさんおしゃれな方ばかりだった。
一番手前の展示物は「世界各国の洗剤ボトル、牛乳パック」とこの収集物専用に作られた家具。
この棚はすごく海外旅行感を醸し出してくれる。そうそう、海外のスーパーのワクワク感はこの日本では目にしないようなパッケージデザインが並ぶことによって作られる。しかもサイズがちょっと大きい。乳製品も日本のようなパックは少ない。無選別で選んでるようで、収集家のセンスを感じます。
未整理のエリア。洗剤や文房具などぎっしり無印の棚に敷き詰められているゾーン。
柳本さんのSNSの言葉がポップで展示されてました。圧倒的な量を収集するからこそ、見えてくること。
黄色い郵便の箱を見るとフランスを思い出す。奥にはポップなポスター。
キーワードで選別されたファイル
この展示で、一番生っぽいのはこのキーワードが背表紙に書かれたファイル。収集しているテーマで分けられています。航空会社、プロダクトデザイン、IBM、様々…透明なクリアケースにフライヤーやチケット、雑誌切り抜きが雑多に集められています。
とても興味があるのですが、これを全部見るのはかなり大変だったので、興味のあるキーワードを選んでみることにしました。
詳細は展示facebookにて
展示メモ
- 展示名:柳本浩市展“アーキヴィスト-柳本さんが残してくれたもの”
- 場所:six factory
- 入場日:2017年5月21日(日)12時頃〜
- 所要時間:1〜2時間
- メモ:ファイルを全て見るのは難しいので、目星つけて見ていくと良いと思います。
six factory
