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文化庁メディア芸術祭2016・ラウンジトーク&ライブパフォーマンス vol.2「新たな語りへの挑戦〜深化する映像・アニメーション〜」

   

ラウンジトーク&ライブパフォーマンス vol.2「新たな語りへの挑戦〜深化する映像・アニメーション〜」
こちらのイベントに参加してきました。結局チケットなくても自由に入場できたイベントのようでした。無料、日英仏同意通訳つき。

第1部
出演:
Louis-Jack HORTON-STEPHENS(アート部門優秀賞『Gill & Gill』)
KASUGA (Andreas LUTZ / Christoph GRÜNBERGER)(アート部門優秀賞『Wutbürger』)
しりあがり寿(アート部門審査委員会推薦作品『Voyage de Hokusai』)
モデレーター:
石田 尚志(アート部門審査委員/画家/映像作家/多摩美術大学准教授)
小出 正志(アニメーション部門審査委員/アニメーション研究者/東京造形大学教授)

第2部
出演:
Gabriel HAREL(アニメーション部門優秀賞『Yùl and the Snake』)
橋本 麦/ノガミ カツキ(エンターテインメント部門新人賞『group_inou「EYE」』)
Boris LABBÉ(アニメーション部門大賞『Rhizome』)
モデレーター:
石田 尚志(アート部門審査委員/画家/映像作家/多摩美術大学准教授)
小出 正志(アニメーション部門審査委員/アニメーション研究者/東京造形大学教授)


以下、気になった作品の雑感。
全くの予備知識、受賞者作品・情報を知らずに(しりあがり寿先生が出るだけ)行ってきたのですが楽しめました。

文化庁メディア芸術祭2016・ラウンジトーク&ライブパフォーマンス vol.2
・しりあがり寿(アート部門審査委員会推薦作品『Voyage de Hokusai』)
ー多摩美の芸祭中ステで観た以来2回目のしりあがり先生のトーク。最初審査員側かと勘違いしてたくらい何も知らなかったけど、自身のアート作品での受賞だったという。北斎の絵のなかでおじさんが踊る映像作品。もう音楽と絵と動きがめちゃくちゃツボる。他、漫画以外の活動としてインスタレーション作品を発表していたことを初めて知った。シュールでめちゃくちゃ面白い。ご本人のとぼけたトークでゲラゲラ笑いました。「気づいたんです、なんでも回せばアートになるんですよ」と、小さいだるまを整列させてまわすだけとか、寺の当直部屋みたいなところの絵だけまわすとか、しりあがり先生ワールドが展開してた。7月に練馬の美術館で展示をするそうなので是非観に行きたいと思いました。

文化庁メディア芸術祭2016・ラウンジトーク&ライブパフォーマンス vol.2
・橋本 麦/ノガミ カツキ(エンターテインメント部門新人賞『group_inou「EYE」』)
ー武蔵美の映像学科出身の2人組によるミュージックビデオ。アーティストさんも作家さんも初めてだったのだけど素晴らしい活動だった。Googleストリートビューの360度画像を自動的に取得し、コマドリしたアーティストの写真と合わせて繋げて、世界中を飛んでいるかのような映像作品。Googleでいろんな場所を検索して面白いところを探すのをロケハンと言ってた。
彼らの話で、印象的だったのはデジタル、オープンソースの時代、誰かが作った仕組みを利用して更に良いものを世の中に返還していこうという姿勢。また、しれっと作ったわけではなく手数をかけて、地味に膨大な作業を続けて作ったという力。真面目に取り組んでる。そう、いまの若い子たちは全体的に真面目なんだよな。評価されるべき作品ですね。物理的な質の高さみたいなものを感じた。音楽もけっこう好きだった。

・Boris LABBÉ(アニメーション部門大賞『Rhizome』)
ー引きからどんどんクローズアップしていく様子がパワーオブテンみたいだなと思ったのが最初の印象。展開する1つ1つのオブジェクトが手描きで、めちゃくちゃ細かい。すごい緻密な手描きのアニメーションを組み合わせて作られた作品。これも手数をかけてることの質の高さを感じた。

無料でアート作品に触れる機会、作家の話が聞ける機会が与えられるのはすごいこと。TOHOシネマズの上映作品もチェックすればよかった!来年はもっと積極的にチェックしよう。新美術館の展示は混んでるけど来週行くことにー。楽しみだ。

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